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消費者に喜ばれるみよしの梨を/栽培講習会

2021.05.14

 JAあいち豊田は5月13日、みよし市三好町にあるグリーンステーション三好で梨の栽培講習会を開きました。この日は、みよし市果樹組合共撰梨部会の部会員7人と愛知県豊田加茂農林水産事務所農業改良普及課の職員、JA職員などが参加。消費者に喜ばれるおいしい梨を目指し、資料をもとに新梢管理や病害虫防除など、今後の管理方法を学びました。
 今年は、3月下旬から4月上旬にかけて暖かい気候が続いたため、例年よりも10日ほど早く開花。開花が早まったことで、作業が例年よりも前倒しになっています。農業改良普及課の近藤祐司主任専門員は「例年よりも早いスピードで生育が進んでいるため、適正な作業時期を見逃さないよう、生育をよく観察し作業をしてほしい」と呼びかけました。同部会の塚崎美詔部会長は「気候に恵まれ生育は順調。今年もおいしいみよしの梨を多くの人に届けられるよう頑張りたい」と話していました。
 同部会は33人の農家で構成。716アールで「愛甘水」「あけみず」「幸水」「豊水」「あきづき」の梨を栽培しています。昨年は70.9㌧出荷し、今年は98㌧の出荷を見込んでいます。同部会の梨は、「みよしの梨」として、豊田市や名古屋市の市場へ出荷され、同施設に併設する直売所でも販売します。

写真=資料をもとに栽培管理を学ぶ部会員