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来月からの出荷に向け順調に生育/バレイショほ場巡回

2021.05.19

 JAあいち豊田馬鈴薯部会は5月19日、3月下旬に定植したバレイショのほ場を巡回を行い、JA営農指導課や愛知県豊田加茂農林水産事務所農業改良普及課の職員、部会員らが参加しました。今年は、暖かい日が続いたことでイモの肥大が進み、例年より早い出荷になる予定です。
 この日は、猿投、藤岡、足助の3地域の部会員5人のほ場を巡回。各ほ場で試し堀りをし、苗1本あたりのイモの数や大きさを確認しました。葉や茎の生長に差はあるものの、堀り起こすと大部分が出来のいいバレイショで、順調に生育していました。JA営農指導課の山岡勝宏課長補佐は「イモの肥大が進んでいるので、試し堀りを早めに行い、大きくなりすぎて出荷規格外にならないように気を付けてほしい」と話していました。今後は、5月下旬に目ぞろえ会を開き、収穫が始まる予定です。
 同部会は、猿投・藤岡・足助・小原地域の合わせて14人が47㌃でバレイショ「男爵」「キタアカリ」を栽培し、豊田市内の学校給食を中心に出荷しています。今年は、6月から7月にかけて昨年の出荷量約3.5㌧を上回る4㌧の出荷を目指しています。

写真=バレイショの生育状況を確認する指導員ら