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営農指導力研修/農家に認められる職員を育成

2021.05.19

 JAあいち豊田営農部は5月19日、みよし市明知町にあるJAみよし施設園芸支援センターで営農指導力強化研修会を開きました。これは、農家に寄り添い営農相談や栽培指導ができる職員を育成することが目的。今年は職員6人が年9回の座学や栽培実習を受講し、研修を通して栽培知識と技術の向上を目指します。
 この日は、同施設のハウスで栽培するナスやキュウリ、アスパラガスを収穫。注意点を熱心に学び、実際に作業をしました。また、実習と合わせて受講する座学では、野菜栽培の基礎を学び、12月までの講義で農業技術検定3級の取得を目指します。同センターの近藤高明センター長は、「組合員と話すには幅広い農業知識が必要。そのためにも、この研修で知識や技術を身につけ、農家に認められ営農指導できる職員になってほしい」と話していました。今後は、毎月1、2回の研修で、座学と合わせてナスやキュウリの定植、誘引や摘芯、収穫の出荷調整などを学ぶ予定です。

写真=収穫の説明を受ける研修受講者