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交流館で初めて終活セミナー/葬儀の心構え知って

2021.05.22

 JAあいち豊田ふれあい北部センターは5月22日、豊田市加納町にある猿投北交流館で終活セミナーを開きました。これは、同交流館が毎月行う講座のひとつで、JAで何かできることはないかと企画したものです。高齢化が進む加納地区の地域性に合わせて、同センターが同JAの子会社の株式会社JAあいち豊田サービスの葬祭事業部に呼びかけて実施しました。同センターが終活セミナーを主催するのは今回が初めてです。
 この日は、感染予防対策をしたうえで開催。地域住民9人を含む15人が参加しました。厚生労働省認定葬祭ディレクターの資格を持った同社社員の大橋健一さんが講師となり、コロナ禍での葬儀対応や有意義な人生を過ごすための終活を分かりやすく説明しました。その後、参加者は終活クイズでより理解を深め、エンディングノートの書き方のコツを学びましだ。参加者の1人は「自分の老後やいざという時のことを改めてゆっくりと考えることができた」と話していました。
 同社葬祭事業部の志賀正康部長は「地域へ出向き、気軽に参加できるセミナーとして講義することができた。これからも多くの人に、終活の重要性を知ってもらい、楽しい老後の生活を過ごしていただきたい」と話していました。次回は、11月にJA管内の松平地区で同様の講義を予定しています。同センターは今後も、地域コミュニティの講座などを活用して終活セミナーを開いていきます。

写真=終活の説明をする葬祭ディレクター