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おうち時間を楽しんで/クッキングハーブで農業に関心を

2021.05.24

 JAあいち豊田組合員振興課ふれあい南部センターは、クッキングハーブの寄せ植え即売会を初めて開いた。育てることで農業への関心を高め、ハーブを使った料理教室など、JA活動への参加を促したい考えだ。販売は5月17日と24日の2日間、豊田市若林西町にある同JAグリーンセンター高岡店と同市畝部西町にある同うねべ店で開きました。
 組合員や地域との交流活動を担当するふれあい南部センターは、地域の新たな仲間づくりとして、多くの世代に、農業に親しんでもらいたいとこれまでにない体験教室を企画。新型コロナウイルスの影響で、おうち時間が増えたことから育てて料理に生かし、コロナ禍の生活を少しでも楽しめるようハーブを選定しました。
 5月24日は、JAグリーンセンターうねべ店で、クッキングハーブとして人気があり、さまざまな料理に活用できるローズマリー、レモンタイム、バジル、レモンバームの4品種を用意し、店頭で実演しながら寄せ植えを制作しました。また、ハーブの育て方や活用料理のレシピを説明し、チラシも配布。購入者は「おうち時間を充実できるようハーブを育てて、レシピを参考に料理に生かしてみたい。育てるのが楽しみ」と話していました。
 本来、5月上旬から各店にPOPを掲示し、10人の参加者を募り、体験後に料理教室を開催する予定でしたが、緊急事態宣言が発令されたことにより体験を中止。使用する予定だった寄せ植えを特別価格で販売しました。活動再開後は、ハーブを使用した料理教室を行い、JA活動への関心をもってもらい、新たな仲間づくりを後押ししていく予定です。

写真=実演しながらクッキングハーブの寄せ植えを販売