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ナス「筑陽」出荷始まる/昨年より3日早く

2021.06.10

 JAあいち豊田なす部会は、6月9日から夏秋ナス「筑陽」の出荷を始めました。4月の定植後、天候不良で生育の遅れが心配されましたが、その後は天候の回復で状態は良く、昨年より3日早い出荷開始となりました。
 同月10日は今年加入した部会員を対象に、豊田市高崎町にある豊田市公設地方卸売市場で目ぞろえ会を開きました。新規部会員2人とJA職員、市場担当者らが参加してサンプルのナスを使って大きさや曲がり、傷などの品質を確認し出荷規格を統一しました。また、ナス出荷する際の段ボール詰めの注意点なども説明しました。同部会の酒井直部会長は「出荷基準をしっかりと確認し、良いナスを出荷してほしい」と部会員に呼びかけました。
 同部会は48人が所属し、合わせて2.7ヘクタールでナスを栽培しています。出荷するナス「筑陽」は、ボリュームがあり消費者や市場からも好評で、同市の学校給食にも使われています。今年は150トンを11月上旬まで出荷する予定です。

写真=ナスの出荷規格を確認する参加者ら