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ブドウ「デラウェア」まもなく出荷/みよし市果樹組合共撰ぶどう部

2021.06.10

 みよし市果樹組合共撰ぶどう部は6月10日、みよし市三好町にあるJAあいち豊田グリーンステーション三好でハウス栽培のブドウ「デラウェア」の目ぞろえ会を開きました。今年は春先の温暖な気候で順調に生育。朝晩の温度差があったため着色がよく、ここ最近は天候が安定し日差しも多いことから糖度が20度を超えるものもあり、上々の仕上がりです。
 この日は部員をはじめ、JA職員や市場関係者、愛知県豊田加茂農林水産事務所農業改良普及課など合わせて11人が参加。部員が持ち寄ったブドウ「デラウェア」をサンプルに1房の重量や着色、糖度などを確認。実際に食味を確かめながら、消費者に喜ばれる一番良い状態で出荷できるよう出荷開始の時期を話し合いました。同部の岡本清則部長は「みよしのデラウェアはおいしいと評価してもらえるよう、しっかりと規格を守り、消費者に喜んでもらえるよう努めたい」と話していました。
 同部は13人のうち6人の農家が84㌃の畑でブドウ「デラウェア」をハウスで栽培。昨年は6.2㌧出荷し、今年は9㌧を見込んでいます。出荷は7月上旬まで続く予定。その後は露地栽培の「デラウェア」「巨峰」「シャインマスカット」などへ品種を変えながら出荷が続きます。

写真=食味などを確かめながら出荷規格を確認する部員ら