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新規部会員が出荷規格を確認/甘長ピーマン目ぞろえ会

2021.06.14

 JAあいち豊田甘長ピーマン部会は6月14日、豊田市小原町にあるJA小原営農センターで、新型コロナ感染拡大を考慮して、新規部会員のみを対象に甘長ピーマンの目ぞろえ会を開きました。今年は適度な雨量と十分な日照があり順調に生育し、品質は良好だ。
 この日は、同部会の新規部会員5人をはじめ、JA職員や市場関係者、愛知県豊田加茂農林水産事務所農業改良普及課職員など合わせて13人が参加しました。市場関係者が他産地の出荷状況を説明後、部会員が出荷した甘長ピーマンをサンプルに、果長や本数、曲がりや傷果の見方などの出荷規格を確認。新規部会員らは熱心にメモをとりながら話を聞いていました。加藤博道部会長は「消費者に安全安心な甘長ピーマンを届けられるよう、しっかりと規格を確認し出荷してほしい」と話していました。
 同部会は今年度5人が新たに加入し、合わせて34人の部会員が約40アールの畑で、大振りで曲りの少ない品種「松の舞」を栽培しています。出荷は同日よりスタートし、10月中旬まで続く予定です。甘長ピーマンはトウガラシの一種で肉質が柔らかく、甘くて肉厚なのが特徴。同市の中山間地域で広く栽培され、特産化を進めています。

写真=出荷規格を確認する新規部会員ら