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今年度の出荷に向けて意気込みを報告/JAあいち豊田桃部会

2021.06.22

 JAあいち豊田桃部会は6月22日、今年度の桃の仕上がりや情勢を報告するため、同部会の森敏康部会長と礒村直紀副部会長らがJAと豊田市役所を表敬訪問しました。
 今年は春先の温暖な気候により開花が平年よりも2週間ほど早くなりましたが、その後は気温も落ち着き平年よりも5日ほど早い出荷開始となりました。日中と夜の寒暖差が十分にあり、日照時間も長かったことから品質が良く甘い桃に仕上がっています。
 同部会の森部会長は「今年も生産者が心を込めていい桃を育てています。とよたの桃を多くの人に食べてもらい笑顔になってほしい」と話し、JAの石川尚人代表理事組合長らに桃「日川白鳳」を手渡しました。
 6月中旬から出荷を始めた極早生品種の桃「ちよひめ」は約1200ケース(1ケース5キログラム)を出荷。7月上旬から出荷が始まる主力品種「白鳳」は2万5000ケースの出荷を予定しています。
 同部会は47戸の農家が53.4ヘクタールで9品種の桃を栽培。今年は各品種合わせて440トンを豊田市をはじめ名古屋市や岡崎市などの市場に「とよたの桃」として出荷します。「ゴールデンピーチ」などの晩生品種が終わる9月中旬まで出荷作業が続く予定です。

写真=今年度の意気込みを報告した森部会長(右から3番目)