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部門間連携で総合事業の強みを認識/組合員の期待に応えるサービスを提供

2021.07.01

 JAあいち豊田は、組合員・地域住民の期待に応えるべく幅広く事業を展開するJAとして今年度から部門間協力に力を入れています。職員を他部門に派遣し、総合事業の意識を持ち、幅広い知識を備えた職員を育成することでさらなるサービスの向上を目指します。
 組合員の期待に応えるには、JA職員として農業の知識を中心に、さまざまな分野の知識をもつことが必要です。JA人事部では所属部署の専門知識を高めるとともに、部門間の連携を強く意識することで他の部門の事業内容を理解し、総合事業を行うJAの職員として広い視野で組合員の課題を解決できる職員を育成しています。
 職員らの派遣先は、果物の選果を行うJA選果場やカントリーエレベーター、育苗施設。近年は各企業が従業員を定年延期、再雇用することにより、JAでは季節的労働者を確保し雇用することが難しくなってきていることも踏まえ、各事業所の繁忙期に他部署の職員を派遣します。また、各部の所属長らは生活部グリーンセンターなどの店舗事業の四半期毎の棚卸作業を行います。
 JAでは「地域に根ざし、人の命と土の文化を育みます。」を基本理念に掲げ、組合員・地域住民に寄り添うJAを目指しています。部門間連携を強化し、よりよいサービスを提供するため、人事異動でも部門を越える職員配属を積極的に取り組んでいきます。人事部の岡田満部長は「部門を越えて協力する意識を持つ職員を育成したい」と話していました。

写真=JA選果場で桃の選果作業を行う金融部職員