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今が旬 自慢の桃「白鳳」勢ぞろい/品評会で磯村直紀さんが金賞

2021.07.09

 豊田市農産物ブランド化推進協議会は7月9日、豊田市広路町にあるイオンスタイル豊田店内のフードコートの一角で豊田市農林畜産物品評会「桃の部」を開きました。JAあいち豊田桃部会が、出荷のピークを迎える主力の桃「白鳳」を3玉(1玉330グラム~360グラム)1点とし、全14点を出品。最高糖度17.4度と甘みもあり、外観の良い桃が出そろいました。厳正な審査の結果、同市舞木町の磯村直紀さんが金賞に輝きました。
 同品評会は生産者の生産技術や品質の向上を目的に開催。一般消費者が多く訪れる同店で行うことで、地元農産物を知ってもらうきっかけを作ります。また、同店の入り口付近ではとよたの桃を販売するコーナーが大きく設けられ、今回賞を受賞した桃を展示しとよたの桃の品質を来店者にPRします。
 この日は、愛知県豊田加茂農林水産事務所農業改良普及課の職員や市場関係者、同店店長などの4人が、色や食味、糖度などの6項目を各10点満点で審査しました。結果、銀賞には同市舞木町の森誠之さんが、銅賞には同市舞木町の永田敬悟さんが、店長賞は同市舞木町の永田和志さんがそれぞれ輝きました。同農業改良普及課の原良将技師は「見た目も良く糖度も高い桃ばかり。生産者の栽培への想いが感じられる良品が多数出品されました」と話していました。
 同部会は47戸の農家が約53.4ヘクタールで9品種の桃を栽培。名古屋市・豊田市・岡崎市・静岡県浜松市などの市場に今年は各品種合わせて440トンを出荷する予定です。

=フードコートの一角で行われた品評会