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大粒のブドウ出荷出揃う/巨峰目ぞろえ会

2021.07.29

 JAあいち豊田ぶどう部会高岡地区は7月26日、豊田市前林町のJA前林農産物集出荷場で大粒のブドウ「巨峰」の目ぞろえ会を開きました。今年は、梅雨の影響で生育が遅れたものの、糖度や着色は順調です。8月上旬の出荷を予定しています。
 この日は、部会員や市場関係者、愛知県豊田加茂農林水産事務所農業改良普及課や同JAの職員など合わせて10人が参加しました。市場関係者を交えて部会員が持ち寄ったブドウの糖度や色味を確認して、市場情勢や栽培状況を踏まえて出荷日を決めました。また、愛知県豊田加茂農林水産事務所農業改良普及課の近藤祐司主任専門員が、今後の栽培管理を説明しました。近藤主任専門員は、「盆明けから秋の涼しくなる時期から病害が発生しやすいので、次年度対策も踏まえて防除に気を付けてほしい」と話しました。
 同部会は、同市高岡地区と猿投地区で17戸の農家が5.59ヘクタールでブドウ「デラウェア」と「巨峰」を栽培しています。出荷は昨年と同量の約7.3トンを見込みで、8月中旬まで出荷が続く予定です。

写真=ブドウ「巨峰」の出荷規格を確認する部会員ら