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翌年の種イモ立派に育て/ジネンジョ網室巡回 

2021.07.28

 JAあいち豊田は7月28日、JA管内のジネンジョを生産する組合員組織が管理する網室を見て回る合同巡回指導会を行いました。網室では翌年に植えるジネンジョの種イモを育てています。今年は梅雨時期が長く生育が心配されましたが、生育は順調です。
 この日は、愛知県豊田加茂農林水産事務所農業改良課職員とJA営農指導員が、豊田市永太郎町にある共同網室のほか、5カ所の網室を巡回。ツルや葉の生育や病害虫の発生状況などを確認し、今後の栽培を指導しました。同農業改良普及課の甲村瞭次技師は「今後気温が上がり、雨量も少なくなることから、病害虫の発生が心配されます。網室内の様子をよく観察し、早期防除に努めてほしい」と話していました。
 共同網室では4月にムカゴをは種したのち、種イモを翌年3月に掘り出し、各農家のほ場に5月に定植。11月に収穫を迎える予定です。
 JA管内には藤岡、小原、旭、稲武、下山の5地区にジネンジョを生産する組合員組織があり、合わせて66人がジネンジョを栽培しています。

写真=網室で生育状況を確認する農家ら