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大玉で品質の高いイチジクを消費者へ/イチジク目ぞろえ会

2021.07.30

 JAあいち豊田いちじく部会は7月30日、豊田市西町にあるJA本店ふれあいホールでイチジクの目ぞろえ会を開きました。今年は継続的に雨が降ったことで、順調に生育し大玉傾向です。また、着果数も多く収穫量の増加が期待できます。8月3日から出荷を始める予定です。今年から、消費者が安心してイチジクを購入できるよう、より衛生的なフィルムをパック詰め時につけて出荷します。
 この日は、部会員をはじめ愛知県豊田加茂農林水産事務所農業改良普及課や市場関係者、JA職員などが参加。市場関係者らから市場情勢や生育状況の説明を受け、実際のイチジクをサンプルにしながら着色や割れ、形などの出荷基準を確認しました。また、部会員はフィルムのかけ方を学びましだ。同部会の丹羽和夫部会長は「しっかりと出荷基準を守り、品質の高いイチジクを出荷してほしい」と部会員に呼びかけました。
 同部会は43人が所属し、合わせて6.5ヘクタールで品種「桝井ドーフィン」「サマーレッド」を露地で栽培。昨年は68トンを出荷し、今年も同量の出荷量を見込んでいます。同部会のイチジクは、西三河共計として共同出荷され、「西三河のいちじく」として名古屋・豊田市場を中心に販売します。


写真=出荷規格を確認する部会員ら