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みよしの特産「梨」/特秀『甘みよしPremium』販売

2021.08.04

 JAあいち豊田みよし市果樹組合共撰梨部は、付加価値のある新しい等級、特秀『甘みよしPremium』を追加し、みよし市三好町にある同JAグリーンステーション三好の直売所で販売しています。同市産の梨をさらにブランド化し、農家所得の向上を目指しています。
 梨の品種は幸水。今まであった等級に加え、糖度13度以上で高品質な梨を「特秀」と定め、さらにJA三好営農センターのセンター長が直接目で見て見極め、再選果したものを同市の農産物ブランド『甘みよしPremium』として販売します。例年の出現率は年0.03%とわずかなため、糖度・外観ともそろった梨はとても貴重。グリーンステーション三好の直売所限定で、専用の木箱風の箱に入れて2玉3000円で販売します。
 同営農センター前田真美センター長は「希少な梨を販売することで、PRし、高品質なおいしいみよしの梨を多くの人に知ってもらうきっかけになれば嬉しい」と話していました。今年は7月31日に初めての『甘みよしPremium』の基準にあった梨が出荷され、翌日から店頭で販売。その日のうちに完売しました。
 同部は15人の農家が6.9ヘクタールの畑で「愛甘水」「あけみず」「幸水」「豊水」「あきづき」を栽培。豊田市や名古屋市の市場へ「みよしの梨」として出荷され、同施設に併設する直売所でも販売しています。今年は全品種合わせて100トンの出荷を見込んでいます。また、同市で栽培する果実の総称を「甘みよし」として、産地のブランド化に力を入れています。

写真=特秀『甘みよしPremium』をPRするJAグリーンステーション職員