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JA本店でオイスカ創立60周年の式典/国際協力支援のシンポジウム開く

2021.08.07

 公益財団法人オイスカは8月7日、豊田市西町にあるJAあいち豊田本店ふれあいホールで、オイスカ創立60周年シンポジウムを開きました。これは、節目の年にこれからの「国際協力支援のカタチ」を考えるために開いたもので、同法人の中部日本研修センターが同市にあることから実現しました。
 公益財団法人オイスカは、アジアを中心に農村開発やマングローブ植林をはじめ環境保全活動をする団体で、日本国内では海外研修生、海外技能生の受け入れ人材育成を行い、農林業体験やセミナーなどを通して、植林や森林整備による環境保全活動をしています。
 この日は、新型コロナウイルスの感染防止のため、参加者を会場定員の半数以下に抑えるなどの対策をし、134人が参加者しました。JAの石川尚人代表理事組合長や同市の太田稔彦豊田市長を来賓に迎え、同市内で養豚業を営むトヨタファームの鋤柄雄一代表が、実習生受け入れの事例報告や、「人材育成への支援協力のカタチを探る」と題して、同法人の永石安明専務理事を含む5人がパネルディスカッションで討論しました。
 同法人の中野悦子理事長は、「環境が大きく変わり、課題も変化していますが、これからも利他の精神で人材育成を考えていきたい」と話していました。

写真=JA本店で開いたオイスカ創立60周年シンポジウム