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オリンピック選手へとよたの桃贈る/女子ソフトボール日本代表選手

2021.07.30

 豊田市は7月30日、同市役所で東京2020オリンピック競技大会で金メダルを獲得した女子ソフトボール日本代表選手の輝かしい功績をたたえ、「豊田市スポーツ栄誉賞」の贈呈式を開き、JAあいち豊田桃部会が栽培した「とよたの桃」が手渡しました。
 同賞は、スポーツ分野で優秀な成績を納め、市民に感動と明るい希望をもたらした同市に縁の深いアスリートに贈られるもの。JAあいち豊田の石川尚人組合長が会長を務める豊田市農産物ブランド協議会が、アスリートに旬を味わってもらおうと同市特産の桃を選手に贈呈しました。また、贈呈式では同市太田稔彦市長から賞状と記念品、花束が贈られました。
 この日は、「豊田市わがまちアスリート」に認定されている、トヨタ自動車女子ソフトボール部所属の渥美万奈選手と後藤希友選手、峰幸代選手、山崎早紀選手の4人が市役所を訪問。同市市長が選手に桃「川中島白桃」と「黄美娘」を手渡しました。選手らは笑みを浮かべ桃を受け取りました。
 「豊田市わがまちアスリート」は豊田市にゆかりのある有力アスリートを認定し、市民が一体となって応援するもの。このうち同オリンピック・パラリンピック競技大会には28人が出場しています。
 同市は県下有数の桃の産地。同JA桃部会が同市猿投地域を中心に栽培し、「とよたの桃」として地域内外多くの消費者に人気。同協議会は、行政や同JA、商工会議所など各種団体で構成され、同市産農林水産物の消費拡大と地産地食を図り、同市の農林水産業振興を目的にさまざまなイベントや活動を実施しています。

写真=とよたの桃を手に持つ選手ら