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新規栽培2人加入/サニーレタス栽培研修会

2021.08.18

 JAあいち豊田サニーレタス部会は8月18日、豊田市本新町にあるJA豊田営農センターで作付けが始まる前に栽培方法の説明や部会員同士の情報共有を目的とする「栽培研修会」を開きました。今年は新規部会員2人を含む9人が栽培します。
 サニーレタスは軽量で栽培期間が短いため比較的病害虫の被害が少なく、定植後の管理がしやすいことから新規栽培に取り組みやすい。また、米の早生品種の後作としても栽培できるため農家所得の向上が見込めます。主に「レッドウェーブ」を栽培していますが、2年前からは8月下旬の早まきが可能で11月に収穫できる品種「晩抽サーフレッド」を導入しました。新規部会員の1人は「はじめて作付けを行うので、比較的管理がしやすく出荷しやすい、サニーレタス栽培に挑戦したいと思いました」と話していました。
 この日は、部会員やJA職員ら合わせて11人が参加。愛知県豊田加茂農林水産事務所農業改良普及課の森本杏子主任が、栽培暦を使って栽培の流れや育苗時の注意点などを説明しました。同部会の成田英俊部会長は「年々、栽培者が増えてうれしい。品質の高いサニーレタスを栽培し、良い評価を得られるよう今年度も頑張りたい」と話していました。
 同部会は9人が所属し、11月から1月下旬にかけて市場を通じてスーパーを中心に出荷する予定です。昨年は2344キログラムを出荷しました。

写真=資料をもとに熱心に話を聞く部会員