ニューストピックス

農家の想いを消費者へ/SNSで産地を紹介

2021.08.21

 JAあいち豊田桃部会は7月29日、イオンリテール株式会社東海カンパニーが行うユーチューブチャンネルの取材を受けました。チャンネル内では、農家の想いを消費者へつなぐ架け橋として同社が行っている、規格外品の桃を使用したカットフルーツ販売の取り組みを紹介しています。8月21日から同チャンネルで配信されました。
 取材では、フリーアナウンサーの青木源太さんが、豊田市四郷町にあるJA選果場と同市舞木町にある磯村直紀副部会長の桃畑と梨畑を訪れました。磯村副部会長が桃の規格外となる傷や擦れを紹介し、出荷できない悩みを語ると青木さんは熱心に話を聞いていました。規格外の桃を食べた青木さんは「とても甘い。桃のおいしさが口いっぱいに広がる。食べてもらえないのはもったいない」と話していました。
 同部会の桃は7月より県内の「イオン」や「イオンスタイル」30店舗でカットフルーツとして販売。糖度は十分にあり食味もいいが、傷や色、大きさが出荷基準に合わず、消費者のもとに届かない桃を使用しています。桃はカットすると傷みやすく変色が目立つため、これまでは生食用のカットフルーツには適さず、規格外品は主に加工食品の原料として使用していましたが、フルーツの加工事業を行う株式会社芋銀の加工技術により桃のカット販売を実現しました。今後、梨のカットフルーツ販売も行われます。

写真=桃を味わう青木さん