ニューストピックス

「とよたの桃」を学ぶ/地産地食冒険隊

2021.08.26

 JAあいち豊田の石川尚人組合長が会長を務める豊田市農産物ブランド化推進協議会は8月26日、地産地食の理解を深めてもらおうと「地産地食冒険隊~とよたの桃編」を開きました。公募で募集した4組の親子が参加し、地元豊田市の特産品の「とよたの桃」が畑からスーパーに出荷されるまでを実体験を通じて学びましだ。
 この日は、普段見ることのできない市場のセリなどを見学後、畑で桃「ゴールデンピーチ」の収穫とコンテナの荷詰めを体験。JA選果場も見学しました。参加した子どもは「畑でも食べていないのに桃の甘い匂いがしました。店で見かける桃が農家さんの畑からどのように届くのかわかっておもしろかった」と話していました。同部会の森敏康部会長は「このような体験を通じて桃のことを学び、友だちや多くの人に伝えてもらえる機会になれば嬉しい」と話していました。
 同市は県下有数の桃の産地。同JA桃部会が同市猿投地域を中心に栽培し「とよたの桃」として地域内外の消費者に人気です。同協議会は、行政や同JA、同市商工会議所など各種団体で構成され、同市産農林水産物の消費拡大と地産地食を図り、同市の農林水産業振興を目的にさまざまなイベントや活動を実施しています。

写真=農家と一緒に桃の選別をする参加者