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いざという時に実践できる知識を学ぶ/JAあいち豊田サービス

2021.09.07

 JAあいち豊田の子会社で葬祭事業を行う株式会社JAあいち豊田サービスは9月7日、豊田市足助町にある同社やすらぎホール足助で防災訓練と救命救急講習会を開き、社員ら9人が参加しました。定期的に行う防災訓練に加え、足助消防署指導のもと救命救急講習会も実施。葬儀の参列者には高齢者も多く、会葬中に突然倒れたり、持病が悪化するなど、万が一の事態が発生する可能性が考えられることから、同社社員が一時的な救命措置を行えるよう、実技を交えて学びました。
 この日は、足助消防署の職員が自動体外式除細動器(AED)と心配蘇生法を組み合わせた一連の流れを説明した後、練習用のAEDを使い実践しました。同社やすらぎ課の林義之課長は「実際に救助が必要な場面に遭遇したら、勇気をもって行動できるよう、しっかりと知識を身につけておくことが大切。定期的に講習会を開催し備えをしていきたい」と話していました。
 同社では、運営する5ホールすべてに自動体外式除細動器(AED)を設置。AEDの設置と従業員の応急手当講習の受講を条件に消防長が民間事業者に標章を交付し、AEDを使用した市民による応急手当の推進、救命率の向上を目指す制度「まちかど救急ステーション」の認定を受けています。

AEDの使い方を学ぶJAあいち豊田サービスの社員