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定植後の畑を巡回/生育順調のハクサイ

2021.09.16

 JAあいち豊田猿投白菜部会は9月16日、部会員の畑を巡回する栽培指導会を開きました。愛知県豊田加茂農林水産事務所農業改良普及課職員とJA営農指導員ら合わせて3人と部会員が参加。生育はおおむね良好です。
 これは、11月上旬から始まるハクサイの出荷に向けて生育状況や病害虫の有無を確認するために毎年この時期に行っているもの。同部会では、早い人で8月の盆明けから種をまき、その約10日後に定植を始めています。
 この日は、部会員の畑12カ所をまわり、定植後の苗の状態を確認しながら、今後の管理を話し合いました。JA猿投営農センターの青木雄三主幹は「今年は害虫が多い傾向にある。これからが増える時期なので、続けて防除をしてほしい」と話していました。今後は、10月中旬に収穫時期を決める巡回を行う予定です。
 同部会は、13戸の農家が所属し合わせて約970アールで「黄ごころ」「きらぼし」などの黄芯系品種を中心に栽培しています。厳選された品質の良いハクサイとして市場の評価も高いです。今年は約690トンの出荷量を見込んでいます。

写真=定植後のハクサイ畑の状態を確認するJA営農指導員ら