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とよたの桃をパラリンピック選手に贈呈

2021.09.13

 豊田市は9月13日、同市役所で東京2020パラリンピック競技大会の4×100メートルユニバーサルリレーで、銅メダルを獲得した鈴木朋樹選手の輝かしい功績をたたえ「豊田市スポーツ栄誉賞」の贈呈式を開きました。賞状とあわせて鈴木選手にJAあいち豊田桃部会が栽培した「とよたの桃」が手渡されました。
 同賞は、スポーツ分野で優秀な成績を納め、市民に感動と明るい希望をもたらした同市に縁の深いアスリートに贈られるもの。トヨタ自動車株式会社所属の鈴木選手は、豊田市にゆかりのある有力アスリートが認定される「豊田市わがまちアスリート」のひとり。JAの石川尚人組合長が会長を務める豊田市農産物ブランド化推進協議会は、旬を味わってもらおうと同市特産の桃「ゴールデンピーチ」を同市太田稔彦市長から鈴木選手に手渡しました。また、贈呈式では賞状と記念品、花束も贈られました。鈴木選手は「市民の皆さんの応援のおかげでメダルをとれました。次のパリ大会に向けてより一層励みたい」と話していました。
 同市は県下有数の桃の産地。JA桃部会が同市猿投地域を中心に栽培し「とよたの桃」として地域内外多くの消費者に人気があります。同協議会は、行政やJA、商工会議所など各種団体で構成され、同市産農林水産物の消費拡大と地産地食を図り、同市の農林水産業振興を目的にさまざまなイベントや活動を実施しています。

写真=太田市長からとよたの桃を受け取る鈴木選手