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とよたエコフルタウンで農業をPR/特別栽培米「赤とんぼ米」稲刈り

2021.09.15

 JAあいち豊田は、環境に配慮した農業の取り組みを知ってもらうため豊田市元城町の「とよたエコフルタウン」で行政と協力して、特別栽培米「赤とんぼ米」を栽培しています。9月15日には、今年5月にJA職員らが田植えをした米を刈り取りました。
 米は、施設内にある小川付近に作られた10平方メートルの田んぼで栽培。稲刈りは、JA営農指導課職員と豊田市役所職員らが協力して行いました。田んぼの横には「赤とんぼ米」の看板を設置し、農薬などを愛知県慣行基準の5割以下で栽培し、水生生物に配慮した農業を説明。人にも環境に優しい米づくりを分かりやすく伝え、SDGs達成に向けた取り組みのひとつとして活動しています。施設内での栽培は今年で4年目。刈り取った稲は、はざかけ・乾燥・脱穀後10月下旬に同市で行うイベントなどで来場者にふるまう予定です。
 同施設は、都市の先進技術と山村の原風景が共存して、持続可能な「豊かな暮らし」を目指した新たな取り組み事例を体感できる場所として、学び・遊び・体験などのさまざまな取り組みが行われています。

写真=都市部の一角に作られた田んぼで「赤とんぼ米」を収穫するJA職員ら