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防災月間に防災食レシピを配布/ふれあい南部センター

2021.09.21

 JAあいち豊田ふれあい南部センターは、9月の防災月間にJAグリーンセンターで防災食レシピを配布しています。レシピは、缶詰や乾燥食材を中心に使ってはいますが、普段の食事でも使えるもので好評を得ています。
 これは、近年の集中豪雨や台風、地震などの急な自然災害に備えてほしいという思いから始めたもの。調理方法は、食材をポリ袋に入れて湯せんするだけのパッククッキングで、レシピはツナ・ナス・ピーマンのみそ煮やサバ缶とワカメのゴマ和え、コーンパンケーキなど全6種類。9月上旬からグリーンセンターうねべ店、高岡店、三好店の店内入口の目に付く場所に設置しました。また、レシピの棚にQRコードを貼り付けることで、スマートフォンから若年層にも気軽にレシピを見てもらえるよう工夫しました。利用者は「災害はいつ起こるか分からないので、いざというときのためにレシピを覚えておきたい」と話していました。
 JAでは、女性部の料理教室や親子の夏休み料理体験など、パッククッキングレシピを使った活動を各地で開いています。同センターの橋本直也センター長は「防災の意識を高く持っているこの時期に、少しでも多くの人にレシピを知ってもらいたい」と話していました。現在は、防災食レシピ以外にもおうち手芸レシピなどを同センター管内の一部の金融店舗に設置して多くの利用者から好評です。

写真=防災食レシピを手に取る利用者