ニューストピックス

来年度も消費者に喜ばれるブドウを/JAぶどう部会

2021.09.29

 JAあいち豊田ぶどう部会(猿投地区)は9月29日、消費者に喜ばれるブドウづくりを目指し、豊田市手呂町にある手呂区民会館で土壌診断説明会を開きました。同部会員4人やJA営農部職員、愛知県豊田加茂農林水産事務所農業改良普及課職員など10人が参加しました。
 品質の高いブドウ栽培をするためには土づくりが重要となることから、同部会では毎年土壌診断を実施。診断結果には専門用語も多いため、同農業改良普及課近藤祐司主任専門員がpHやEC(電気伝導度)などの土壌診断結果を項目ごとに、個々のほ場の状況に合わせてわかりやすく説明しました。また、次年度産の栽培に向けて栽培スケジュールも確認しました。
 近藤主任専門員は「今年は気象条件がよくなく、栽培が難しい年になった。今年の状況が、次年度に影響してくることも予想されるため、診断結果をもとにほ場を整えてもらいたい」と話していました。   
 同部会は同市高岡地区と猿投地区の農家が所属。猿投地区は今年6人の部会員が「デラウェア」を栽培し市場を通じて市内スーパーなどで販売しました。


写真=資料をもとに熱心に話を聞く部会員ら