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食品ロス削減がテーマの地元マルシェに出店/地産地消を推進

2021.10.04

 JAあいち豊田は10月2日、3日に豊田市元城町の「とよたエコフルタウン」で開かれた「耕LifeSDGsマルシェ」に参加しました。このマルシェのテーマは「食品ロス削減について考えよう」。地域に根差すJAとして、イベントを盛り上げ、地産地消の促進や食と農の大切さを伝えることを目的に出店しました。
 この日は、JAをはじめ同市で農産物の加工や販売を手掛ける団体が多数出店。両日合わせて1100人の来場者がありました。JAは大玉で果汁が多くてみずみずしく、酸味が少なく甘みが特徴の梨「新高」や令和3年産新米「コシヒカリ」、その他地元農産物を使った加工品などを販売しました。多くの人に手にとってもらいやすいよう、梨は1玉から購入でき、お米は1.8キログラムを持ち運びしやすいパッケージに入れ販売。地元産農産物を求める来客者が多く好評でした。また、同マルシェでは「食品ロス削減クイズラリー」を通じて取り組みのPRなども行われました。JA営農販売課の水上哲志課長は「農産物の販売を通じてイベントを盛り上げ、SDGsへの取り組みや食品ロス削減について考えるきっかけを作ることができればうれしい」と話していました。
 JAでは、地域貢献と食品ロス削減のため、子ども食堂への農産物の無償提供や、環境に配慮した方法で栽培する環境保全米の拡大など、さまざまな活動でSDGsに関わっています。

写真=マルシェで梨を買い求める来場者ら