ＪＡあいち豊田は１０月４日、豊田市西町の豊田市役所で太田稔彦市長に農業振興に対する要望書を手渡しました。これは２０１９年度から始めたもので、ＪＡが掲げる「地域農業振興計画」を知ってもらい同市の農業振興に反映してもらうことが目的です。
　この日は、ＪＡの石川尚人代表理事組合長が太田市長に要望書を直接提出。近年増えている果樹の盗難被害に対する盗難防止システムの支援や、令和３年産の米価が大きく下落したことなどの急激な情勢の変化への支援など全５項目を要望しました。石川組合長は「ＪＡ単独ではできることが限られる。今後の農業のためにも、問題意識を共有し、なるべく要望を取り入れてほしい」と話していました。
　ＪＡは、農業者とともに市民が求める安全で安心な農産物などの生産拡大、地産地消などに取り組んでいます。今後も、地域農業の振興に向け、ＪＡの取り組みや方針を伝え、同市と連携強化が図られるように進めていきます。

写真＝ＪＡ石川組合長（左）と太田市長