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ナスの長期出荷をサポート/出荷後半の畑を巡回

2021.10.06

 JAあいち豊田は10月6日、JAなす部会に加入する、栽培歴の浅い農家や病害虫が発生した農家を中心に巡回しフォローアップを行いました。同部会は6月上旬から10月末にかけてナスを長期出荷しています。部会での巡回指導は9月上旬で終了しましたが、少しでも長く品質の良いナスを出荷できるよう、JA営農指導課職員と愛知県豊田加茂農林水産事務所農業改良普及課職員がほ場を巡回しました。
 今年は長雨と日照不足、低温などの影響から、草勢低下や病害虫などが一部で発生し収穫量に影響が出ました。ここ数日の天候回復で、ほ場の状態も徐々に安定してきたものの、今後気温が下がるにつれてうどんこ病などの被害増加が懸念されます。少しでも長く出荷し所得向上につながるアドバイスをしました。同農業改良普及課の森本杏子主任は「終盤に差し掛かっているため、草勢低下や病害虫の発生が増加してくる。引き続き、ほ場の様子をよく観察し、早期発見と早期防除に努め、対処をしてほしい」と話していました。
 同部会は48人が所属し、合わせて2.7ヘクタールでナスを栽培しています。出荷するナス「筑陽」は、ボリュームがあり消費者や市場からも好評です。今年は150トンを10月下旬まで出荷する予定です。


写真=ほ場の様子を観察する同農業改良普及課職員ら