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みよし市特産の柿「富有」「陽豊」「次郎」目ぞろえ会

2021.10.11

 みよし市果樹組合共撰柿部は10月11日、みよし市三好町にあるJAあいち豊田グリーンステーション三好で柿「富有」「陽豊」「次郎」の目ぞろえ会を開きました。今年は、天候が心配されたが生育は順調。どの品種もおいしい柿に仕上がっています。同月12日から荷受けを始め、今年は全品種で52トンの出荷を予定しています。
 この日は、同部員をはじめ、JA職員、市場関係者、愛知県豊田加茂農林水産事務所農業改良普及課職員らが参加。市場情勢や他産地の果物の情報を共有した後、部員が持ち寄ったサンプルの柿を手に取って着色度合いや熟度、出荷規格などを確認しました。農業改良普及課近藤祐司主任専門員は「出荷時期も病害虫の発生が心配されます。早めの防除を心掛けて、消費者においしい柿を届けてほしい」と話していました。
 同部は同市の35人の農家が7.1ヘクタールで柿「太秋」「富有」「次郎」「陽豊」を栽培。同市で栽培する果実の総称を「甘みよし」として、産地のブランド化にも力を入れています。

写真=市場関係者と意見を交わしながら規格を確認する部員ら