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発芽率良く順調に生育/ヤマゴボウほ場巡回

2021.10.13

 JAあいち豊田山ごぼう部会は10月13日、ほ場巡回指導を開き、JA営農職員や愛知県豊田加茂農林水産事務所農業改良普及課職員など合わせて3人が部会員の畑を巡回しました。今年は、は種期に降水・気温とも適度に推移したことから発芽率がよく、順調に生育しています。
 この日は、2カ所のほ場を訪ね葉の生えそろい具合や病害虫の有無を確認しました。また、試し掘りで生育状況を確認しました。同農業改良普及課甲村瞭次技師は「発芽率が良く、生育の状態も良いので農家の努力が感じられます。今後、大雨が降った場合は根腐れなどの心配があるため、排水対策をしっかりと行ってほしい」と話していました。
 同部会は今年新たに3人が加入し部会員は32人が所属。JA管内の平たん地から中山間地の約65アールでヤマゴボウを栽培し、昨年は約3.5トンを豊田市場に出荷しました。軽量で1袋約300グラムの少量から市場出荷が可能で、小さなほ場でも栽培できることから栽培者は増えています。今後は、11月上旬に目ぞろえ会を開き、順次出荷する予定です。

写真=ヤマゴボウを試し掘りをする部会員ら