JAあいち豊田は10月14日、豊田市四郷町にあるJA選果場で、果肉が厚くて甘みが強くホクホクした食感が特徴の「味平かぼちゃ」の出荷反省会を開きました。今年は大雨の影響で出荷量が減ったものの、秀品率は87%(昨年65%)と高く生産者の丁寧な栽培管理の成果が見られる結果となりました。
この日は、生産者をはじめJA職員や愛知県豊田加茂農林水産事務所農業改良普及課の職員らが参加し、今年度の出荷実績や栽培方法などの情報を共有しました。また、畑の耕起による根の張りへの影響や、病害虫発生時の対応などを生産者同士で意見交換しました。同農業改良普及課の森本杏子主任は「今年は天候不順で栽培しにくい環境にあったが、秀品率が高く、生産者の努力が感じられた」と話していました。
今年は8人の農家が40.1アールで味平かぼちゃを栽培。小売店からの要望が高い2~3L(1玉1.7キログラム前後)のカボチャを中心に7月中旬から8月下旬まで同市内のスーパーなどに2,770キロを出荷しました。
生産者の努力で秀品率向上/味平かぼちゃ出荷反省会
2021.10.14