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五穀豊穣を願い大しめ縄作り/熱田神宮豊年講あいち豊田支部

2021.10.28

 熱田神宮豊年講あいち豊田支部は10月28日、豊田市前林町のJAあいち豊田前林農産物集出荷場で熱田神宮へ奉納する大しめ縄作りを行いました。豊年講の講員14人が参加し、五穀豊穣の願いを込めて長さ4メートルを超える大しめ縄を作り上げました。
 これは、同支部が設立された1990年から続く恒例行事で、講員らが集まり大しめ縄を作っています。
 材料となるワラは、講員の細野義彦さんが提供したもの。講員らは木づちで柔らかくしたワラを編み込んだり、形を整えたりと分担して作業を行い、約3時間かけて、長さ4メートル20センチ、直径20センチのしめ縄を作り上げました。細野さんは「30年以上続く大しめ縄作りを今年も無事に行うことができました。講員の力で立派なしめ縄ができてよかったです」と話していました。この日に作った大しめ縄は、同支部が12月25日に熱田神宮に奉納する予定です。
 同支部は295人の講員が所属。大しめ縄や大鏡餅の奉納など、さまざまな活動を行っています。

写真=大しめ縄を作る豊年講の講員