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認知症サポーター養成講座/受講で地域に貢献

2021.11.01

 JAあいち豊田助け合いの会は11月1日、豊田市西町にあるJA本店ふれあいホールで、フォローアップ研修会と会員交流会を開きました。これは、活動に必要な知識や技術を習得し、会員同士の情報交換の場とするために毎年開いているもの。昨年は新型コロナウイルスの影響で中止となりましたが、今年は人数制限などの感染症対策をしっかりと行い、地域ごとに開催しています。
 この日は、助け合いの会豊田・松平・下山支部の会員31人とJA職員が参加。同市地域包括支援センター職員を講師に「認知症サポーター養成研修会」を開き、認知症の人への接し方や対応方法を学びました。受講後には、認知症サポーターの証であるオレンジリングが配られました。JAふれあい中部センターの曽我一成センター長は「認知症は身近な問題になっている。この研修会で、今後よりよい社会が築けるよう、しっかりと身につけて活かしてほしい」と話していました。
 JA助け合いの会は、居場所づくりや施設ボランティアを通して、高齢者が安心して暮らせる住みよい地域社会の実現に向け、ミニデイサービスを中心に活動しています。これからも地域のセーフティネットとして周知して、機能するように取り組んでいきます。


写真=講師の寸劇で認知症の人への対応を学ぶ同会会員