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サニーレタス昨年より5日早く出荷開始/JAサニーレタス部会

2021.11.04

 JAあいち豊田サニーレタス部会は11月4日、サニーレタスの出荷を始めました。9月の定植以降、平年より温かい日が多く、昨年より5日早い出荷開始となりました。出荷前半は2年前から導入した「晩抽サーフレッド」、12月からは主力品種の「レッドウェーブ」の出荷を始める予定です。
 この日は、出荷に合わせて部会員8人をはじめ市場担当者らが集まり目ぞろえ会を開きました。部会員が持ち込んだサニーレタスを使い、出荷規格を確認。市場担当者から他産地情報や市場情勢の説明があり「地域のスーパーには地元産のニーズが十分あるので、より多く出荷してほしい」と部会員に呼びかけました。また、今年加入した部会員に向けて、ベテラン農家が出荷作業を説明。自作の道具を使い、サニーレタスを傷つけない包装フィルムの巻き方や段ボールへの詰め方などを実演しました。同部会の成田英俊部会長は「気温の変化が激しく栽培や防除が大変だが、しっかりと調整してより良いものを出荷していきたい」と話していました。
 同部会は8戸の農家が所属し、合わせて約60アールでサニーレタスを栽培。昨年は11月から1月下旬にかけて地元市場に2.4トンを出荷した。今年も同様の出荷量を見込んでいます。

写真=包装フィルムの巻き方を説明する部会員