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ヤマゴボウ生育良好/ヤマゴボウ出荷目ぞろえ会

2021.11.05

 JAあいち豊田山ごぼう部会は11月4日、豊田市四郷町のJA選果場でヤマゴボウの出荷目ぞろえ会を開きました。今年は、は種期に降水・気温とも適度に推移したことから発芽率がよく生育も良好です。昨年よりも約1週間早い同月4日から出荷をはじめ、1月中旬までに約3.7トンの出荷を予定しています。
 この日は、同部会員14人をはじめ、市場関係者や愛知県豊田加茂農林水産事務所農業改良普及課、JA職員ら19人が参加。市場情勢や他産地の情報を共有した後、部会員が持ち寄ったサンプルのヤマゴボウを手に取り、太さ、長さ、形状など出荷規格を確認しました。JA猿投営農センターの須賀文哉さんは「今年は生育がよく、高品質なヤマゴボウが期待できる。豊田産のヤマゴボウを手にとって食べてもらえると嬉しい」と話していました。
 同部会は今年新たに3人が加入し部会員は32人が所属。JA管内の平たん地から中山間地の約65アールでヤマゴボウを栽培しています。軽量で1袋約300グラムの少量から市場出荷が可能で、小さなほ場でも栽培できることから栽培者は増えています。


写真=サンプルを見ながら規格を確認する部会員