ＪＡあいち豊田は、豊田市西中山町にあるグリーンセンター藤岡店で鮮魚市を初めて開きました。これは、山間地の組合員や地域住民に新鮮な魚を食べてもらいたいと企画したもの。１１月５日から７日までのＪＡグリーンセンター大感謝祭に合わせて開き、大盛況となりました。
　初日の５日は、蒲郡市の形原漁港と西尾市の一色漁港の２つの漁港と名古屋市場からその日に水揚げされたばかりの新鮮なタイやエビ、貝など約３０種類の魚介が、同店の特設売場にずらりと並びました。また、一部の魚やカニは生きた状態で水槽に入れるなど、活きの良さを演出しました。そのほか、魚がさばけない人や調理の仕方が分からない人でも気軽に購入できるように、マグロやハモ、タチウオやゆでたカニなど、すぐに食べられるように処理したものも用意しました。
　購入した来店客は「新鮮な魚がグリーンセンターで買えるなんて思わなかった。野菜と一緒に鍋料理を楽しみたい」と話していた。今後も多くの地域住民に利用してもらえる店舗づくりに取り組んでいく。次回は１２月２５、２６日に、同じ山間地域のグリーンセンター松平店で、年末セールに合わせて鮮魚市を開く予定です。

写真＝新鮮な魚介を買い求める来店者ら