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ジネンジョ「夢とろろ」出荷開始/JAあいち豊田旭自然薯組合

2021.11.10

 JAあいち豊田旭自然薯組合は11月10日、豊田市旭地域で栽培するジネンジョ「夢とろろ」の出荷を始めました。7月の長い梅雨で生育が心配されたましが、ジネンジョが生長する過程で必要な天候条件などがそろい、今年も高品質なジネンジョとなりました。
 今年初出荷となるこの日は、組合員が収穫したジネンジョ110.6キログラムを同市小渡町にあるJA旭営農センターに出荷しました。同組合が栽培するジネンジョ「夢とろろ」は天然と変わらない強い粘りと食味が良いのが特徴。パイプ栽培でまっすぐ伸びたきれいなジネンジョが採れ、消費者からも好評です。
 同組合の堀正利組合長は「今年も質の良いジネンジョができた。ジネンジョを食べてコロナに負けず健康にこの冬を乗り越えてほしい」と話していました。
 同組合は30戸の農家が所属し、あわせて160アールのほ場でジネンジョ「夢とろろ」を栽培。昨年は2.9トンを出荷し、今年は3トンの出荷を予定しています。同組合のジネンジョは、同営農センターでの直接販売が中心で、お歳暮などの贈答や地元飲食店で使われています。10日から同営農センターで店頭販売を始め、注文配送は19日以降に発送します。

写真=ジネンジョ「夢とろろ」を出荷する組合員