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特別栽培米ミネアサヒ「赤とんぼ米」/環境に配慮して農業を市長へ報告

2021.11.11

 JAあいち豊田赤とんぼ米栽培グループは11月11日、豊田市西町の豊田市役所を訪ね2021年産の特別栽培米ミネアサヒ「赤とんぼ米」の作柄と出荷状況を太田稔彦市長に報告をしました。
 赤とんぼ米は、豊田市の中山間地域で栽培する農薬の使用成分や化学肥料に含まれる窒素成分を愛知県の慣行基準より5割以下に削減して作る特別栽培米ミネアサヒのこと。JAが生産者を募り生物にやさしい環境条件を整えて作ることで、田んぼに舞う赤とんぼの姿を復活させ、美しい景観を守ろうと取り組みで、今年で6年目となります。
 この日は、同グループの伊藤政和会長やJA石川尚人代表理事組合長ら3人が太田市長を表敬。2021年度産の新米「赤とんぼ米」を贈呈し、今年の作柄などを報告しました。伊藤会長は「生産者のきめ細やかな栽培管理で今年も赤とんぼ米のブランドにふさわしい出来に仕上がっている。ぜひ食べて味を知ってもらいたい」と話していました。
 日本穀物検定協会が発表した2020年産米食味ランキングで、愛知・三河中山間「ミネアサヒ」が愛知県で初となる最高ランク特Aに選ばれたことから、「山間ミネアサヒ」や「赤とんぼ米」に対する期待度は高まっています。
 赤とんぼ米は、22人が14.5ヘクタールで栽培し、約46トンの出荷を予定している。10月6日から販売を開始し、「赤とんぼ米」玄米1キロ480円(税込)でJAグリーンセンターや産直プラザで販売しています。

写真=豊田市の太田市長(右から2人目)に表敬訪問する赤とんぼ米栽培グループの伊藤会長(右から3人目)