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施設園芸研修生が対面販売で消費者の声を聞く/みよし施設園芸支援センターMGMI

2021.11.20

 JAあいち豊田の農業研修施設「みよし施設園芸支援センター(MGMI)~恵み~」の研修生2期生と3期生の2人は11月20日、みよし市三好町にあるイオン三好アイ・モールの駐車場で「ぶらり・みよし軽トラマルシェ」に参加し販売実習を行いました。今年同センターに入講した3期生は初めての参加で、同施設のハウスで丹精込めて育てたナスを3本1組180円で販売し、みずみずしく形が整ったナスは来場者に好評でした。
 これは、施設園芸を学ぶ研修生が対面販売を通じ、消費者から直接声を聞くことやで、今後の研修や就農後に活かすことが目的です。収穫から袋詰めなどの準備から販売までのすべてを研修生が担当しました。
 マルシェは、みよし市が運営するみよし軽トラ市実行委員会が主催したもの。この日は、2期生の小野田桜子さんと3期生の倉橋貴大さん、研修生2人が店頭に立ち、来場者に「ハウスで育てたナスなのでとても柔らかく食べやすいです」などと声をかけながら、2時間で97袋を販売した。倉橋さんは「想いを込めて育てたナスを、きれいなナスだね。と言って買ってくれてとても嬉しい。喜んでもらえる農産物を栽培できるよう努力していきたい」と話していました。
 同センターは、施設園芸に特化した研修所として2019年4月に同JAが開講。1期生が2年の研修期間を終え今年4月に卒業し、現在2人の研修生がナス栽培を中心に農業を学んでいます。

写真=来場者と対話をしながら販売する研修生ら