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豊田洋らん研究会がJA本店で洋ラン即売会/生産者の直接販売で盛況

2021.11.23

 JAあいち豊田管内の洋ラン生産者などで組織する豊田洋らん研究会は11月23日、JA本店エントランスで洋ラン即売会を開きました。想いを込めて栽培した高品質な洋ランを、生産者が直接販売することで、安心した品質で花が買えることもあり、約200人もの来場者が訪れました。
 この日は3戸の農家が栽培した約300点の洋ランが並べられました。生産者も会場を訪れ、豊富な知識を生かして商品説明や育て方のアドバイスをしました。コロナ禍でおうち時間が増えたことから消費者の花への関心は高く、自宅で楽しめるお手頃価格のものから、大きなものまで幅広く人気を集めていました。来場者はさまざまな品種がある中、香りや立ち姿、品種名などから、自分好みの花を選んでいました。購入者は「毎年この日を楽しみにしています。昨年はコロナの影響で開催がなく残念だったが、今年はお気に入りの洋ランを見つけることができてとてもうれしい」と話していました。
 同市のシンビジウム栽培は産出額、作付面積ともに県内第2位、出荷数量は第3位で県下トップクラスです。同市南部の上郷・高岡地区を中心に9戸が栽培し、年間約10万鉢が主に県内や首都圏へ出荷しています。


写真=色とりどりの洋ランが並ぶ即売会