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研修生が組合長に報告/豊田市農ライフ創生センター「桃・梨専門コース」

2021.11.29

 豊田市農ライフ創生センターは11月29日、豊田市西町にあるJAあいち豊田本店で、同センターの「桃・梨専門コース」で受講する研修生の研修状況を報告しました。
 同コースは、2019年に新設されたコースで県下有数の桃・梨の産地として維持していくため、同市や桃・梨農家、同JAが一体となって担い手の育成に取り組むもの。今年で3年目となります。
 この日は、2、3期研修生4人と研修生を受け入れる里親農家ら合わせて8人が、JAの石川尚人代表理事組合長のもとを訪問。日ごろの研修内容を報告しました。研修生の2期生、飯田果歩さん(27)は「良い物をたくさん作って、今まで大切に育んできたこの産地を守れるよう努力していきたい」と話ました。
 同コースでは、1年目に愛知県立農業大学校に通いながら里親農家から実技を学び、2年の研修期間を経て独立自営を目指します。JAはこれからも行政と一体となって離農者農地を引き受ける体制を進めていきます。同センターでは12月17日まで来年度の研修生を募集している。

写真=JA役員に抱負を話す研修生ら