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大豆収穫開始/天候に恵まれて生育順調

2021.11.19

 JAあいち豊田管内で大豆「フクユタカ」の収穫が始まりました。豊田市上郷地区の約30ヘクタールのほ場で大豆を栽培する岡田農園でも11月19日から収穫を開始。今年は生育時の天候に恵まれたことから順調に生育し、昨年より1週間ほど早いスタートとなりました。
 この日は、同市福受町のほ場で収穫を開始。同園の岡田吉司さんは「ほ場の様子をよく観察し、排水管理や除草、適宜消毒を欠かさないよう丁寧に栽培し、今年もいい大豆が収穫できました」と話していました。収穫は12月中旬まで約1カ月間続く予定です。
 収穫した大豆はJA上郷営農センターに運ばれ、12月上旬に検査員の資格を持つJA職員が検査。粒度別に袋詰めした大豆を重量や水分などを計量した後、検査員が袋ごとにサンプルをカルトンに取り、色や形、病害虫の有無などを丁寧に調べます。出荷した大豆は、豆腐や納豆、みそなどに加工される予定です。
 同地区は約30人の農家が約220ヘクタールで大豆を栽培。今年は約250トンの収穫を見込んでいます。

写真=大豆を収穫する岡田農園