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地元産の黄桃とサツマイモを本格的スイーツに/地産地消をPR

2021.12.08

 JAあいち豊田は、管内で栽培された黄桃「ゴールデンピーチ」とサツマイモ「紅はるか」を使った数量限定のプリン「とよたの黄桃プリン」と「とよたの紅はるかプリン」の2種類を新発売しました。地産地消をPRし、地元農産物の消費拡大を目指します。
 JA管内の豊田市は県内有数の桃の産地。「とよたの黄桃プリン」に使用する黄桃「ゴールデンピーチ」は果肉が緻密で果汁が多く、ねっとりとした舌触りが特徴の甘みが強い品種。その特徴を最大限に引き出し、ジューシーなプリンに仕上がっています。150グラム入りで価格は税込216円で販売します。「とよたの紅はるかプリン」は同市産のサツマイモ「紅はるか」を100%使用し、風味を残しつつ、さっぱりと食べられる仕上がりになっています。好みにあわせ付属の黒蜜をかけてよく、2つの味が楽しめます。125グラム入りで価格は税込216円です。どちらも数量限定で、JA管内のグリーンセンターや産直プラザ、Aコープで購入できます(一部販売していない店舗あり)。
 「とよたの黄桃プリン」に使用した黄桃は、風で擦れたものや外観の一部にキズがあるなどの理由で規格外品となったもの。甘さや味は出荷するものとほとんど変わらないため、JAでは、農家所得の向上のため出荷できない農産物を農家から買い取り、加工品を開発しています。JA生活部生活課の山本武史課長は「地元農産物を使って、いつでもどこでも手軽に食べられるプリンを作りました。少しでも地元産農産物を食べる機会を増やすことができればうれしい」と話していました。

写真=新発売の「とよたの黄桃プリン」と「とよたの紅はるかプリン」