ニューストピックス

来年のブドウの準備開始/ブドウせん定講習会

2021.12.06

 JAあいち豊田高岡ぶどう部会は12月6日、豊田市高岡地区の部会員を対象にブドウのせん定講習会を開きました。せん定は次作に向け、樹勢の調整や受光態勢の向上、果実品質をそろえることなどが目的。毎年樹木の休眠期に講習会を開き、ブドウのさらなる品質向上に努めています。
 この日は、部会員やJA職員、愛知県豊田加茂農林水産事務所農業改良普及課など9人が参加し、同市堤本町にある酒井賢さんのほ場で、講習会を開きました。せん定の仕方や順序を実演しながら説明し、部会員同士で意見交換するなどしながら、効率のいいせん定方法を共有しました。同農業改良普及課の近藤祐司主任専門員は「せん定は次年度の作柄を決める大事な作業。講習会で学んだことを活かし、しっかりと行ってほしい」と話していました。
 同部会では今年度、136アールで4.9トンを地元市場などに出荷しました。

写真=せん定作業を学ぶ部会員ら