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需要期に向け出荷基準を確認/イチゴ目ぞろえ会

2021.12.03

 JAあいち豊田いちご部会はクリスマス需要が高まる前の12月3日、豊田市畝部東町にあるJA畝部野菜集出荷場でイチゴの目ぞろえ会を開きました。今年は、11月中旬から気温が下がり品質が心配されましたが、12月上旬の晴天で十分な日照時間もあり、品質の良いイチゴに仕上がっています。
 この日は部会員や市場関係者、愛知県豊田加茂農林水産事務所農業改良普及課、JA職員ら27人が参加。市場関係者などから市場情勢を聞いた後、部会員が持ち寄ったイチゴを比較し、出荷規格や着色基準を確認しました。同農業改良普及課の鈴木暁生主任専門員は「良いイチゴを継続出荷できるよう、今後の低温に気を付けて暖房機などで草勢を維持してほしい」と話していました。
 同部会は17人の農家が約240アールで「章姫」「とちおとめ」「ゆめのか」「紅ほっぺ」を栽培。11月中旬から始まった出荷は、12月中旬にピークを迎え、6月上旬まで続く予定。今年度は約80㌧を「とよたのいちご」として共同出荷していきます。

写真=出荷規格を確認する部会員ら