みよし市蔬(そ)菜園芸連合会秋冬作部会は12月9日、みよし市三好町にあるJAあいち豊田グリーンステーション三好で大根切干の目ぞろえ会を開きました。8戸の農家が13日から出荷を開始し、2月末までに1,750ケース(4キロ8袋入り)出荷する予定です。
消費者の健康志向の高まりで需要が増え、同部会の大根切干も人気があります。丁寧に栽培したダイコンを細切りにし、天日干しで2日ほど乾燥させます。白く色上がりのいい大根切干に仕上げるには、湿度や日照管理が不可欠で、農家は天気予報を確認しながら、天日干しする日を決め仕上げています。
この日は、部会員をはじめJA職員、市場担当者、愛知県豊田加茂農林水産事務所農業改良普及課職員ら合わせて16人が出席しました。規格をあわせるとともに、よく乾燥させてから袋詰めすることや異物混入の徹底排除などの注意点を確認しあいました。同部会の原田俊明部会長は「今年も消費者に喜んでもらえる大根切干を部会全体で出荷していきたい」と話していました。JA三好営農センターの嶺井良彦考査役は、「安全安心な大根切干を出荷するため、異物混入には十分に気を付けて出荷してほしい」と部会員に呼びかけました。
みよしの冬の味覚「大根切干」/13日から出荷開始
2021.12.09