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正月恒例のもちつきを継承/JAあいち豊田女性部三好支部「さとうの会」

2021.12.15

 JAあいち豊田女性部三好支部の「JA料理クラブさとうの会」は12月14日、正月に向けてみよし市三好町にある三好体験・料理教室「あぐりん」で15臼(1臼3キロ)のもちをつきました。石臼を支える木台はSDGsへの取り組みから、参加者が手配した廃材で手作りしました。
 以前は同地域でよく見られた正月のもちつきの光景も、高齢化や住居環境などから中止する家庭も多く、日本の伝統文化を楽しみ継承するため、もちつきを行いました。
 この日は、同会の会員9人をはじめ、同会が開催する「男の料理教室」に参加する7人が参加。地元のもち米をふっくらと炊き上げ、本格的に石臼ときねでつき、のしもちに仕上げました。同会の代表を務める久野ひとみさんは「日本の伝統ある行事をできる限り継承していき、良さを少しでも多くの人に知ってもらいたい」と話していました。参加者の1人は「本格的なもちつきは初めて。料理教室に参加することで、このようなイベントも体験でき、とても楽しい」と話していました。
 同会は月に4回、料理教室を開催し、アイデア満載のオリジナルレシピや地元の郷土料理を地域住民に伝える活動を行っています。


写真=息を合わせて餅をつく参加者ら