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「とよたの梨」を動画でPR/農家や消費者が感謝の気持ち伝える

2021.12.16

 JAあいち豊田の石川尚人代表理事組合長が会長を務める豊田市農産物ブランド化推進協議会は、トヨタ自動車のラグビー部「トヨタヴェルブリッツ」などと連携し、豊田市のブランド産品のひとつ梨「愛宕」のPR動画を制作しました。映像を使って消費拡大と地産地食の推進を目指します。
 PR動画のタイトルは「トヨタヴェルブリッツ協力 ありがとうのドラマ~豊田のおいしい愛宕梨~」。約2分の動画で、同市公式ユーチューブで公開。梨農家とJA選果場に隣接する直売所で働く職員とトヨタヴェルブリッツの3選手が、農産物や生産者、消費者に対してそれぞれの立場から感謝を伝え、「ありがとう」がたくさん詰まった「豊田のおいしい愛宕梨」を伝える内容です。
 動画を見た消費者からも「おいしい梨をいつもありがとう」、「愛宕梨を食べてみたい」と多くの反響が寄せられています。JAで梨の選果を担当する猿投営農センター岡本竜一主査は「豊田の梨を生産者や消費者などさまざまな目線から紹介した動画を通じて、多くの人に良さを知ってもらうことができてうれしい」と話していました。
 同協議会は、JAや同市などで構成。市内農産物のPRや品評会などを開き、ブランド化を進めています。
 同市猿投地区、上郷地区の生産者で組織される同部会は43人が所属し、合わせて27ヘクタールで8種類の梨を栽培。今年は合わせて約400トンを「とよたの梨」として出荷しました。

写真=「ありがとう」を伝える出演者ら<動画のワンシーン>