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需要期のイチゴの様子を確認/JAあいち豊田いちご部会

2021.12.21

 JAあいち豊田いちご部会は12月21日、ほ場巡回指導会を開きJA営農指導員らが部会員のハウスを巡回しました。クリスマスなどで需要が増え、本格的なシーズンを迎えるこの時期に、品質の良いイチゴを長期間に渡り出荷できるよう、ほ場の様子を見て回りました。  
 この日は、JA営農指導員と愛知県豊田加茂農林水産事務所農業改良普及課職員が7カ所を巡回。草勢や病害虫の有無、ハウス内の環境を確認しました。17日にも9カ所を巡回しました。同部会の淺野敏浩さんは「今のところ目立った病害虫の発生はない。おいしい、地元のイチゴを消費者に届けられるよう、ほ場の様子をよく観察し、適宜必要な対応を行いたい」と話していました。また、同農業改良普及課の鈴木暁生主任専門員は「保温をしっかりと行い、生育をとめずに需要の高いこの時期に多く出荷できるよう生育管理をしてほしい」と呼びかけました。
 同部会は17人の農家が約240アールで「章姫」「とちおとめ」「ゆめのか」「紅ほっぺ」を栽培し、出荷は6月上旬まで続く予定です。今年度は約80トンを「とよたのいちご」として出荷していきます。


写真=病害虫の有無を確認する部会員ら